デルフィの特徴
人事制度
人事制度の導入では、社員の能力と成果、能力から成果を生み出す行動を重視しています。能力と成果、能力から成果を生み出す行動に見合う処遇ができる制度とすることで、社員の職務遂行能力の発揮度を高め、永続的に発展していくことのできる企業基盤の構築を行えるものと考えます。
制度の運用
役割等級制度、個別評価制度、給与制度の3つを柱として運用します。運用にあたっては、社員の資質や能力の向上を目的に、キャリアコンサルティングの考え方を取り入れています。自己認識のためのキャリアアセスメントや将来あるべき姿を考えるためのキャリアデザインを行い、自らの課題を明らかにします。自らに適したキャリアプランを構築することで計画立てた課題の解決に取り組みます。キャリアプランを実現するための一つの手段として、ライフキャリア教育研修を行います。
(1)役割等級制度
業務を6つの役割(Mission Grade)と5つの等級(Job Grade)によって区分し、各役割において果たすべき職責の程度と各等級におけるレベルの基礎要件を設定しました。基礎要件を満たし、個別評価(役割達成度、期待される基準、基礎知識)の結果を勘案して、昇格基準を超えた場合に昇格することとします。
(2)個別評価制度
3つの視点から個別評価を行います。その結果によって等級の見直しを行います。
役割達成度 | 契約を適正に継続することができたかどうかを確認する |
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期待される基準 | 会社の求める基本的な行動を掲げ、適切な行動をとることができたかどうかを確認する |
基礎知識 | 会社が求める知識を習得できたかどうかを確認する |
(3)給与制度
等級に応じた職務内容を確認し、評価(成果・貢献度)に見合った処遇を行うため、社員個々の評価をその発展段階に応じて処遇します。