デルフィの特徴社員インタビュー

後輩へのメッセージ

1. これまで受託型CROのCRAとして経験を積まれてきましたが、なぜデルフィへ転職しようと思ったのか教えてください。また、外部就労型の魅力を教えてください。
大学時代の先輩がCRAであったことから興味を持ち、新卒で内資系CROに入社しました。その会社はデルフィとは違う受託型のCROで、担当した治験が終わって一区切りついたときに、新しい環境で働きたいと考え転職をしました。
デルフィの魅力は、重要な仕事を担当するチャンスが与えられるという点です。希望すれば、フェーズⅠやフェーズⅡ、早期探索試験といった臨床開発の初期段階を担当することができます。プロジェクトの計画時から関わることができるのも魅力です。前職の受託型CROでは、できあがった治験実施計画書ありきとなる受け身の仕事に何の疑いも持たなかったのですが、今回治験実施計画書の作成段階からチームに加わることができ、新薬を創出するための治験に積極的に関与できました。 医療現場で活躍する専門医に開発計画を説明、相談すると、「こんな項目を設定してはどうか」といったアドバイスをもらうことができます。その項目をどのように治験実施計画書に盛り込むべきなのか、ひとつひとつ検討していく地道な作業は、新しいものを作りだす苦労に満ちたものでしたが、これまでにない充実感や達成感を味わうことにつながりました。 実施計画書作成の経緯や背景、意図を実体験として明確に理解できている今は、治験を実施する医療機関で、自信を持ってお話しすることができます。あれこれ説明するときの説得力が、これまでとは違っているのではないかと思います。経験の違いが成果の違いに直結することを実体験できました。
2. デルフィのCRAとして働いてみて、印象に残っているエピソードを教えてください。また、ご自身の目標は何ですか。
現在出向している製薬会社が受託型CROに業務委託する際の説明会に参加する機会がありました。委託先となる受託型CROの担当者が、治験実施計画書の手順ばかりを気にしていたことが印象的でした。確かに、どのように実施するのかという実際の手順は、重要な話ですが、その検査、その評価を設定した臨床的な意義、その薬を開発する意味の理解に及ばなければ、治験実施計画書を実践することは難しいようにも思えます。 治験実施計画書の作成に関われた経験から、かつての自分では気づけなかったことを気づけるようになれたのかも知れません。
治験の実施方法は製薬会社やCRO毎に違います。製薬会社の数だけ仕事の進め方や方針があります。時々、出向先の皆さんから「こんなときにはどう対処すればいい?」とアドバイスを求められることがあります。様々な製薬会社で経験を積み、その場に合った的確なアドバイスを自ら提案できるような、頼りにされる担当者になることが目標です。
3. 後輩へのメッセージ
未経験者や経験の浅いスタッフは、日々の業務の中で不安に思うことは少なからずあるものです。何かあった時には、同じ出向先の先輩だけでなく、他社に出向している先輩や同僚にも相談することができます。普段は別々に勤務していても、デルフィ社員同士で気軽に情報交換できます。キャリアの違う社員の話を聞くだけで、ためになりますし、安心できます。数か月毎に、デルフィ社内での研修もあります。 CRAに代表される臨床開発職は、働きがいを感じることができる職種だと思います。日々の知識習得や出張、残業、出向先や医療機関での折衝等は大変ですが、それに見合う以上のやりがいを得られます。将来の結婚や出産、育児といった個人の事情と仕事を両立させることが難しいのではないかと悩むこともありますが、できれば生涯続けていきたいと思っています。いずれは、治験をマネージメントするポジションで仕事を任されるようになりたいと思っています。